診察時間(土日祝休診)

午前 9:00〜12:00(受付終了 11:00)
午後 13:00〜17:00(受付終了 15:00)
初診・再診・ご相談 9:00〜16:00
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アルコール依存症治療

当院は、沖縄県から選定された「依存症専門医療機関(アルコール健康障害)」です。

このような症状はございませんか?

  • お酒の量が増えていて困っている
  • お酒の量を減らすことができない
  • お酒を飲まないと寝付けないことがある
  • 周りからお酒の飲み方について、
    お身体の状態について心配されたことがある
  • お酒の影響で仕事を休んでしまったこと、
    大事な約束を守れなかったことがある
  • アルコール依存症なのか気になっている

上記は患者さまからよく聞かれるご相談です。

それ以外にもお酒に関するご相談、困りごとや悩みごとがありましたら、当院ですベてお引き受けが可能です。

1人で悩まずにまずはご相談ください。解決に向けて一緒に考え、全力でサポートしていきます。

アルコール関連問題とは

アルコール依存症だけでなく、アルコールに関係した全ての問題(健康問題や社会問題)のことを言います。

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① 身体への影響

肝硬変、すい炎、末梢神経炎、糖尿病、高血圧、高脂血症、痛風、がん、
急性アルコール中毒、外傷(酔って転倒、飲酒運転で事故)など

② こころへの影響

アルコール依存症、うつ病、睡眠障害(すぐに寝付けない、夜中に起きるなど)など

③ まわりへの影響

家族や周りの方への暴言や暴力、世代連鎖、飲酒運転や無銭飲食などの警察沙汰、
職場への遅刻や欠勤(場合によっては解雇)など

アルコール依存症とは

  1. 自分の意志ではお酒の飲み方(飲む量、飲む時間、飲む状況)をコントロールできなくなる病気です。
    意志の弱さやだらしなさが原因で、お酒を飲んでしまうわけではありません。
  2. アルコール依存症になると、飲みたい気持ちがおさえられなくなるため、飲酒中心の生活となり、仕事や家庭に支障をきたしてしまいます。
  3. 自分の気の持ちようだけでお酒をやめることはできませんが、適切な治療により改善・回復することができます。

アルコール依存症の進行過程

ステップ1機会飲酒
  • 機会があるときだけお酒を飲む。
ステップ2習慣飲酒
  • 晩酌の習慣ができる。週末や休日に外にお酒を飲みに行く。
ステップ3依存症との境界線
  • お酒の量が増えていく
  • お酒を飲まないと物足りないと感じる
  • 前夜の出来事が思い出せない、記憶をなくす(ブラックアウトとも呼ばれる)ことがある。
ステップ4依存症初期
  • 精神依存(コントロールが利かなくなる、飲みたくてしょうがなくなる)
  • 肝臓や血圧などの数値が異常になる
  • お酒による問題が出始める(家族へ暴言暴力や職場に遅刻や欠勤などの悪影響)
ステップ5依存症中期
  • 身体依存(離脱症状)が出る(お酒飲まないと眠れない、イライラする、不安になる、手の震えなど)
  • 飲酒による問題を繰り返す
  • お酒が生活の中心となる(昼夜問わず飲む)
  • 飲酒するために嘘をつく
ステップ6依存症後期
  • 重篤な臓器の障害、幻覚、認知症様の症状を認める。飲酒により仕事や日常生活が困難になる。
  • 飲酒により家族や社会的信用を失う
  • 飲酒により死の危険を指摘される。

外来治療

飲酒量低減(減酒・節酒)

アルコール依存症の治療では「断酒」が最も理想的ですが、「いきなり完全にやめるのは難しい」と感じる方も少なくありません。

そこで当院は「飲酒量低減(減酒・節酒)」という選択肢をご用意しております。

主治医とじっくりお話しながら、これまでのお酒との関わりを振り返り、自分に合ったペースで飲酒量を減らしていく。健康被害や生活トラブルを減らしていくことを目指す治療です。

必要に応じてお薬のサポートも取り入れながら、無理なく続けられるよう一緒に考えていきます。

減酒治療アプリ「HAUDY」の活用

当院では、日々の飲酒記録を通じて生活習慣の修正をサポートする、新しい減酒治療補助アプリ「HAUDY(ハウディ)」を処方しています。

公的医療保険が適用されるスマートフォン用の治療アプリです。ご興味のある方は、お気軽に主治医へご相談ください。

断酒治療

これから断酒を目指すため、またはこれからも断酒生活を継続していくために行う治療です。お酒を飲みたくなった時の対処方法、断酒継続するための生活習慣づくりなどを主治医と定期的に面談を行って確立していきます。

仮に再飲酒してしまったとしても、じゃあ今日から断酒していくためにどう過ごしていくか、次に同じような場面にあった時にどうするかなどを話し合いながら、一緒に考えていきます。また、必要に応じてお薬なども併用し断酒を目指していきます。

薬物治療

アルコール依存症の治療において、薬物療法も可能です。飲酒欲求を低減させる薬剤(断酒補助薬)の「レグテフト」。服用後に飲酒すると、吐き気、頭痛、顔面紅潮などの不快な反応を引き起こす薬剤(抗酒剤)の「ノックビン」と「シアナマイド」。飲酒量の低減を目的とした薬剤「セリンクロ」。これらのお薬は当院で処方が可能です。

自助グループや依存症治療施設

アルコール依存症からの回復において、自助グループ(断酒会やAA)への参加、必要に応じて依存症治療施設の利用も大切です。当院はこれらのご紹介や情報提供も行っております。

パンフレットや資料も揃えておりますので、お気軽にご相談下さい。

ご家族の方へ

ご家族からのご相談が、アルコール依存症回復の第一歩になります。

実は、ご家族のお酒の問題で悩んでいる方はたくさんいらっしゃいます。

ご本人の受診が難しい場合には、ぜひ一度ご家族の方からご相談にお越しください。

受診への働きかけからサポートします。

飲酒を止めさせるために、こんなことをしたことありませんか?

  1. 飲ませないために、お酒を捨てたり隠したりしたことがある
  2. 酩酊中に説得したり、断酒の約束を取り付けたことがある
  3. ご本人が起こした不始末を代わりに解決したことがある

アルコール依存症患者の方々は、ご自分の意思で飲酒をコントロールすることは困難で、
そこで説得や話し合いをしてもなかなか解決が難しいです。

しかし、決してご本人が不誠実な態度を取っているわけではないです。

こんな気持ちになったことありませんか?

これらの感情は、アルコール依存症の回復にとって逆効果になる場合もあります。

ご家族の理解がなければ、症状が悪化する場合があります。

病を正しく理解するため、ご家族の負担を軽減するため、まずはご相談にお越しください。

アルコール依存症は、病気のひとつです。さまざまな問題は、決してご本人の怠慢ではありません。

その為、ご家族の方には回復に導くよう、ご本人との関わり方を見つめ直してみましょう。

当院では、ご家族の方に向け、以下の対応を行っております。

  1. アルコール依存症の正しい知識を身に付ける
  2. ご家族の方が本人とどのように向き合うべきなのかを一緒に考える
  3. ご家族自身のサポートをする
  4. 家族会やAAなどの紹介をする

アルコール依存症は、自覚しにくい病気だけに受診を拒む患者さまも少なくありません。

当院では、効果的に受診を働きかけるためのご支援も行っています。

一人で抱え込まず、まずは気軽にご相談ください。

アルコール換算表

種類量純アルコール
換算(g)
ドリンク数ビール換算
(ml)
ビール コップ1杯 7 0.7 180
中瓶(500ml) 20 2.0 500
大瓶(633ml) 25 2.5 630
レギュラー缶(350ml) 14 1.4 350
ロング缶 20 2.0 500
中ジョッキ 13 1.3 320
日本酒(15%) 1合(180ml) 22 2.2 540
お猪口(30ml) 4 0.4 90
焼酎(20%) 焼酎(20%) 1合 2.9 720
焼酎(25%) 焼酎(25%) 1合 3.6 900
チューハイ(7%) レギュラー缶 20 2.0 490
ロング缶 28 2.8 700
中ジョッキ 18 1.8 450
チューハイ(9%) レギュラー缶 25 2.5 630
ロング缶 36 3.6 900
中ジョッキ 23 2.3 580
ワイン(12%) ワイングラス(120ml) 12 1.2 290
ハーフボトル(375ml) 36 3.6 900
フルボトル(750ml) 72 7.2 1,800
ウイスキー(40%) シングル水割り
(原酒で30ml)
10 1.0 240
ダブル水割り
(原酒で60ml)
19 1.9 480
ボトル1本(720ml) 230 23.0 5,760
1合(180ml) 19 1.9 470
お猪口(30ml) 3 0.3 80
泡盛(30%) 1合(180ml) 43 4.3 1,080
水割り(水2:泡盛1)
コップ1杯(180ml)
14 1.4 360

1ドリンク=純アルコール10g

純アルコール換算は1g未満、ドリンク換算は0.1未満、ビール換算は10ml未満は四捨五入

入院治療

入院期間についてはご相談で決めることが可能です。

基本的には約10週間の専門プログラムにより知識を学び、断酒を促進する環境を提供します。

入院治療の流れ

Ⅰ期治療

入院後、約2週間は身体の解毒治療(離脱症状を安全に乗り切るための治療)と基礎的な知識を学んでもらいます。

II 期治療

その後の8週間はARP(アルコール・リハビリテーション・プログラム)と呼ばれる学習を受けて頂きます。

ここではアルコール依存症についての正しい知識や再発を防ぐ方法を学んだり、抗酒剤・断酒補助剤などの薬物療法、自助グループヘの参加、外出泊訓練などが行われます。

ARP時間割表(2025年4月より)

月火 水木金土
AM 9:30~11:00
(再発防止プログラム)
9:30~11:00
主治医回診
9:30~10:30
「瞑想」
9:30~11:00
「再発防止プログラム」
9:30~11:00
自由行動
OT室:ビデオ鑑賞
体育館:球技
リハ室:自主トレ

第2・4金曜日
グランドゴルフ
(雨天時は自由活動)
9:30~ 基礎⑥ 基礎⑦ 基礎⑧ 基礎⑨ 基礎⑩
13:00 全体清掃
PM 13:30~14:00
集団トレーニング
14:00~15:00
第1・3・5月曜日
「AA形式ミーティング」
第2・4「断酒会形式ミーティング」
13:30~14:00
集団トレーニング
14:00~15:00
第1・5火曜日「勉強会」
第2・4「ビデオ学習」
第3「ALPS」
13:30~15:00
自由行動
OT室:創作
体育館:球技
リハ室:自主トレ
14:00~14:45
第3水曜日「勉強会」
(OT活動は休み)
A・B合同研究室
勉強会担当:医師
13:30~15:00
退院に向けて学ぼう!
(地域資源、薬剤、栄養学)
15:45~17:00
自主参加プログラム
「リカバリーミーティング」
※希望者のみ
13:30~15:00
第4金曜日
「ガイアメッセージ」
14:00~15:30
第1・3土曜日
「晴明断酒会」
第2土曜日
「AAメッセージ」
第4土曜日
「NAメッセージ」
13:30~ 基礎① 基礎② 基礎③ 基礎④:学習室Ⅲ 基礎⑤:学習室Ⅲ
夜間
  • ※1 瞑想:目を閉じて静かに考えること、振り返ること。
  • ※2 AA:アルコール依存症者が断酒を達成し、継続するために自発的に参加する世界的な自助グループ
  • ※3 NA:薬物依存の自助グループ
  • ※4 ALPS・GAIA:那覇にある依存症治療施設

当院のアルコール依存症治療について

*確かな実績と信頼

1988(昭和63)年の専門病棟開設以来、35年以上の治療実績があり、2018(平成30)年11月には沖縄県から「依存症専門医療機関(アルコール健康障害)」として選定されました。

*チーム医療による包括的サポート

医療スタッフ(医師・看護師・薬剤師・精神保健福祉士・作業療法士・管理栄養士等)と、回復者であるピア・カウンセラー(※)がワンチームとなり、患者様に寄り添います。また、外部(AA、NA、GAIA)からのメッセージも積極的に導入しています。

*共感と連帯感で進めるグループケア

同じ悩みを抱える仲間との入院生活の中で、お互いの経験を振り返り、酒害体験を共有します。孤独ではない環境が、断酒への意識を優しく、力強く変えていきます。

※ピア・カウンセラー:依存症からの回復者で、断酒継続のためのアドバイスや相談を行うスタッフのこと。

その他の依存症治療

アルコール依存症以外にも上記で困りごとや悩みごとがあれば、ご相談のお引き受け可能です。まずは気軽にご相談ください。

お問い合わせ

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診療時間(土日祝休診)
午前 9:00~12:00(受付終了 11:00)
午後 13:00~17:00(受付終了 15:00)
初診・再診・ご相談 9:00~16:00

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