院長からのご挨拶

信頼と安心の地域医療を目指して

糸満晴明病院 院長 稲冨 仁

当院は昭和49年に東シナ海を望む風光明媚な糸満の地に開設され、沖縄県初の医療法人として、地域の皆様の健康づくりを支援してまいりました。200床でスタートし、昭和63年にはアルコール依存症専門治療病棟を、平成22年には認知症治療病棟を開設しております。現在は300床を有する医療機関となっております。

近年、うつ病などの増加による自殺率は高く、高齢化社会における認知症患者や社会的ストレスによるアルコールや薬物といった各種依存症者の増加が大きな課題となっております。どれも、自分や身近な家族といった、誰にでも起こりえる課題であり、早期発見、早期治療がその後の回復に大きな影響を与えるとも言われております。

良質な精神科医療を支えていく立場として、これまでのノウハウを活かし、信頼と安心の地域医療に貢献していきたいと思います。

糸満晴明病院 院長